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10月4日(土)
朝7時に東京駅に着く、10月からダイヤが改正されて品川にも新幹線が止まるようになった。自宅からはどちらが近いか微妙なところ。家を出るときにちょっと迷ったけれど、結局通いなれた駅を利用した。のぞみに乗って名古屋で東海道本線に乗り換えて岐阜に向かう。今日は岐阜市で行われている「フラッグアート」展の審査である。この展覧会は今年で7回目。商店街のアーケードに畳2畳分ほどの面積のフラッグの裏表に絵を描いて吊るして展示したものを公開審査して、出品者と商店街を歩きながら講評するというものである。朝10時から夕方5時まで歩きづめ、その後4人の審査員と討議して即決定し、手書きの表彰状を楽屋で書いて、表彰式を行った。一次審査を通過した出品者は北海道旭川や沖縄から岐阜に集合して、交流を深めた。この日は岐阜は信長まつり、みんな天下をとるためにここに集まってきたのかもしれませんね。
10月5日(日)
久しぶりに岐阜市の実家に泊まった。台所が改装されて使いやすくなっていた。去年の夏に長良川で甥のゆうじと捕まえたメダカが大きくなっていた。両親には変わりはなかった。朝8時に岐阜駅から東海道本線で大垣へ向かう。駅に着くと養老天命反転地のスタッフが迎えに来ていた。今日はそこでワークショップを行う。ここは現代美術家の荒川修作さんが作った、平坦な地面のないゆがんだ公園である。その特徴を生かしたワークショップを去年から私が行っており、今年が2回目である。今年のタイトルは「引っ張られた垂直線」、去年は「引っ張られた水平線」。去年は綿で糸を編みこんで空中に線を描いた。今年は地面に水を垂らしながら、その軌跡をなぞっていき、その形を描いていった。80人の人間がアリンコのように地面にはいつくばって水を垂らしてはその線をなぞっていく姿が朝10時から夕方4時まで続き、最後にはすり鉢状の東京ドームほどの大きさの公園に引っ張られた垂直線が描かれた。
10月6日(月)
朝9時に岐阜羽島駅から岡山に向かう。2時間半後に駅到着。迎えの人と岡山市の隣の町、邑久郡に向かう。来年にこの郡の3町が合併して瀬戸内市になるということで、岡山の知り合いからワークショップをやってくれないかという依頼があった。何も知らない街なので「一度見に行くよ」ということで今日は、調査である。記念館、資料館、町役場、遺跡、などを見て、夕方5時にこの街の人たちに話を聞くために集まってもらった。備前の陶芸家もいれば、主婦、学生もいる。短い一日だったけど、全く真っ白だったものにおおまかなスケッチが描けた一日でした。
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