4月9日の日曜日、暖かい日差しの中、桜満開の長良川に面
した公園で母の七回忌と父の三回忌のお斎を親戚と友人が集い、行いました。2人が亡くなったのは共に四月。母は2011年、父は四年後の2015年。葬儀の翌年は一周忌、2年目が三回忌となり、6年目が七回忌になる。そんな数字の巡り合わせで、2人の法事をほぼ毎年4月になると行ってきた。そして今年は2人の法事が重なる年になった。
「折角だから何かしたいかなぁ」と考えていた時に、2010年4月9日に桜満開の岐阜公園で撮られた2人のツーショット写
真を見つけた。「よし! お寺で法事をしたあとのみんなでの食事をするTお斎Uは、桜の花を見ながらやろう」と決めた。しかし今年の桜はどうなのかノ。3月中旬から桜前線を気にしながら、岐阜の開花の様子を伺う。
東京が3月21日に全国で1番早く開花宣言をした。そして岐阜はその7日後の3月28日。平年より8日遅い開花宣言となった。いい感じの遅さである。あとは当日の天気だ。4月9日の岐阜市の天気予報は、雨マークが付いていた。やはり無理かな、部屋の中かなと諦めかけていた前日、お花見スポット天気をアプリで見ていると、9日午後から晴れマークに変わっていたのである。
数日前から岐阜の仲間に声をかけて、場所取りとか、テーブル椅子とかの段取りをしていた。みな私共々両親と交流があった仲間たちである。前日にみんなに「やろう!」と連絡した。当日朝、小雨が降っている、しかしこれは予報通
り、午後は晴れると信じて13時スタートの法要の準備をする。
するとなんということでしょう! 朝の雨が嘘のように晴れてきました。いやー、最近の天気予報はすごいですね! お寺での法要を終えて公園に親戚
のみんなで移動すると、そこに素敵な会場ができていました。両親の写
真を桜の木にかけて、お斎の始まりです。桜の花びらが食事のお膳に舞ってきました。
「ふるさとの 桜見ながら 息をつく」 |
(アーティスト) |
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